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仙行寺
本堂ビル南側外観全景
軸吊り観音開き戸の山門
1階本堂(仏音堂)に鎮座する池袋大仏
本堂の千鳥に編み込まれた垂木天井
1階よりアプローチを見る
7階 ロビーから本堂
7階 本堂前のロビー
7階 本堂
7階 本堂 天井絵
写真撮影 : 北田英治
仙行寺
[日蓮宗]
工事内容
本堂ビル(本堂 客殿 納骨堂) 新築
所在地
東京都豊島区南池袋
発注者
宗教法人 仙行寺
設計・監理
原田真宏+原田麻魚/株式会社 マウントフジアーキテクツスタジオ
用途
宗教施設/寺院
構造
RC造
階数
地上8階
延床面積
1,253.58m²
竣工
2018年6月
受賞
2020年度 JIA優秀建築選 (公益社団法人日本建築家協会)
雑誌掲載
「GA JAPAN」2018年9-10月号 表紙,P.50~59
「新建築」 2018年9月号 P.142~149,P.217~218
「月刊近代建築」 2018年9月号 P.109~112
「商店建築」 2019年3月号 P.219~
「建築ジャーナル」 2019年4月号 P.55~58,P.86
「KJ」 2020年1月号 P.42~45
「GA JAPAN」2020年3-4月号 P.208~209
リンク
日蓮宗 松栄山 仙行寺(公式サイト)
MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO(公式サイト)
コメント
日蓮宗 松栄山 仙行寺は、江戸時代には元々は善行院と仙應院という二つの寺院でありましたが、1907年(明治40年)に両寺が合併して創建されました。以後、道路改修のための移転、東京大空襲による焼失、区画整理による現在地への再移転を経て、1965年(昭和40年)に木造の旧本堂が建立されました。
このたび、都心の狭い敷地を有効活用して、鉄筋コンクリート造8階建ての強固な耐震構造の都市型ビル寺院としての建替が計画され、佐藤秀が施工を担当いたしました。7階に本堂、3階~6階に参拝室と法要室、1階~2階にかけては手彫りの総檜造りの池袋大仏が鎮座する本堂(仏音堂)となっています。
都心の狭小敷地のビル寺院でありながら、山寺にヒントを得ています。植栽と銅管製の簾をまとう外観、千鳥に組み込まれた垂木天井が反り上がる1階本堂、軸吊り観音開きの戸に一級のカリスマ左官職人の手による左官壁をもつ山門など、随所に工法や素材にこだわりぬいて、新しい都市寺院のありかたを提案しています。
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