先人の知恵が凝縮された日本古来の建築と工法。 この優れた伝統技術にも時代の変遷と環境の変化は、容赦のない難題を投げかけます。 抗いようの無い老朽化・震災への備え・都市化への対応等々、いずれも避けて通ることのできない重大課題です。 佐藤秀は、長年の経験と新技術の集積を駆使し、 “限られた敷地を有効活用する建替計画” “高機能・高付加価値の施設設計” “新世代にアピールする斬新な建物デザイン” “震災に備えた耐震性能の確保” といった、 これからの宗教施設に求められる様々なニーズにもお応えします。
佐藤秀は、自社内に木造技能部門を組織し、大工職を採用・育成しています。 これは、木造技術の品質確保と伝承を重視した創業者 佐藤秀三によって創始された制度で、総合建設会社としては極めて異例なスタイルといえます。 彼ら大工職は、使用目的に合致する木材の選定能力を有し、社寺建築に代表される古建築をはじめ、和風住宅、丸太組大架構建築、数寄屋、能舞台、茶室など、様々な伝統建築の実現に不可欠の存在です。 佐藤秀の伝統建築へのこだわりと意気込みの証のひとつがここにあります。