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正受院 本堂 曳家・耐震補強
本堂の外壁をていねいに手壊しで解体
外壁解体が完了し、木軸だけになった状態
曳家をするために、床下にレールを設置
やぐらとレールを設置した状態
不動堂の曳家に際し、浜縁を外した状態
完成後の本堂 外観
写真撮影 : 株式会社佐藤秀、バウハウスネオ
正受院 本堂 曳家・耐震補強
[浄土宗]-工事記録写真-
工事内容
本堂 曳家・耐震補強、境内整備
所在地
東京都北区滝野川
発注者
宗教法人 正受院
設計・監理
株式会社 社寺建築研究所
用途
宗教施設/寺院
構造
木造
階数
地上1階
延床面積
208.68 m²
竣工
2010年10月
リンク
ウィキペディア - 正受院(東京都北区)
株式会社 社寺建築研究所(設計事務所公式サイト)
コメント
思惟山 正受院は、赤ん坊の納骨・供養をしていることから、通称"赤ちゃん寺"と呼ばれる浄土宗の寺院です。
宗祖法然上人800年御忌、並びに、正受院開山学仙房450回忌の記念事業として、本堂の耐震補強を行うとともに、境内を有効に利用するため本堂を2mほど後方に曳家して、前面の空間を拡げました。
移設先の地盤に柱状改良を行い、鉄筋コンクリート造の基礎を造り、強固な土台を構築しました。
また、建物は、耐震性を高めるために、耐力壁の増設と、小屋組の金物補強を行い、天井を一部折上格天井とすることで、さらに強度を高めました。
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